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最後だとわかっていたなら

最後だとわかっていたなら ノーマ コーネット マレック・作 / 佐川睦・訳 定価:1050円(税込) 発行・発売 サンクチュアリ出版 ISBN978-4-86113-906-2 2007年6月28日 全国書店にて発売 もし、明日が来ないとしたら、 わたしは今日、どんなにあなたを 愛しているか伝えたい 子どもを、恋人を、兄弟を、親を…、 大切な人を想いながら、この詩を読んでください。

最後だとわかっていたなら

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 2001年9月11日、アメリカで起きた同時多発テロの後、アメリカの追悼番組や追悼集会で朗読された詩がありました。  その詩は、その後、世界中にチェーンメールで配信され、やがて日本語訳されました。人から人へ、口コミで広がり、数多くのブログやHP、mixiなどで感動のコメントと共に紹介され、大きな反響を呼んでいます。  その多くには「911テロで亡くなった若い消防士が生前に書き残した詩」という解説がついていましたが、調べてみるとそれはまったくのデタラメで、この詩はノーマ コーネット マレック (Norma Cornett Marek)というアメリカ人の女性が自分の子供を亡くしたときに作った詩であることが分かりました。おそらく偶然この詩を目にした誰かが、911テロの際に亡くなった方々を偲び、平和を訴えるために無断でチェーンメールとして配信したのでしょう。それが日本では尾ひれがつき、「消防士が書き残した詩」として紹介されていたのです。  ノーマ氏は、2004年にガンのために亡くなられました。テロの後、この詩がチェーンメールとして配信されていたことを知ったときには、無断で使用されていたことに対する憤りとは裏腹に、平和を願い、この詩が使われていたことに関しては大変喜んでいたそうです。  アメリカで、テロの後に広まり、日本では架空の話がついて回ったこの詩ですが、今は徐々に、その事実も浸透しつつあります。そして、なお多くの人の共感、支持を受けています。  この1編の詩からは、「大切な人を大切に」という当たり前で、でもつい忘れがちな、とても大切なメッセージが込められています。 子どもを、恋人を、兄弟を、親を…、 あなたの大切な人を想いながら、この本を読んでください。

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